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船橋整骨院BLOG

八千代台 整体
2015/01/30
 我々の身体を動かしてくれるのはもちろん筋肉です。しかし、筋肉の他にも腱(スジ)と靱帯がそれを補う役割を果たしています。この章では身体を動かす3つの要素、「筋肉」「腱(スジ)」「靱帯」について解剖学的・組織学的な観点から整理しておきましょう。
 筋肉は、伸縮性の高い細胞です。長さは最長35cmにもなる細長い線維状の細胞で、「筋線維」とも呼ばれています。
 さて、我々が酷使している骨格筋は、その名の通り、骨格を動かす働きをしています。つまりそのために骨格筋は骨に付着する必要があります。しかし、柔らかいままでは硬い骨にしっかりと付着することは不可能です。そのため骨格筋と骨の間を仲介する腱が存在します。筋肉が筋細胞と結合組織からできているのに比べ、腱は結合組織だけでできていますから、伸縮性はあまりありません。よって、無理に引っ張ってしまうと切れてしまう場合があります。最も知られているのはご存知のアキレス腱(踵骨腱)です。アキレス腱はふくらはぎにある腓腹筋が、かかとに接続するための仲介をしています。このようにほとんどの大きな筋肉は腱を仲介として骨に接着し、動かしていると考えていいでしょう。


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