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船橋整骨院BLOG

むち打ちについてよく聞く12の質問
2024/03/13
今回は、交通事故やスポーツの場でよく起こる「むち打ち」について多く聞かれる12の質問をピックアップしてみました。

むち打ちと聞くと=交通事故のイメージを持たれる方も多いかと思いますが、交通事故以外でも起こりますのでむち打ちかもと思う方は下の内容を是非参考にしてみて下さい。

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むちうちとは?

むちうち受傷後の、安静期間はどれくらいですか?

むちうちになったら冷やした方がいい?温めた方がいい?

鞭打ちで痛いところに湿布を貼ってもいいですか?

むちうちの治療ではどんなことをしますか?

むちうちに対してリハビリは必要ですか?どんなことをしますか?

むちうちと言われましたが、しびれもあります。これも症状のひとつなのでしょうか?

むち打ちになったのですが、マッサージをしてもいいのでしょうか?

交通事故でむち打ちになりました。近くの接骨院・整骨院などで治療はできますか?

交通事故によるむちうちで現在通院をしています。通院期間の目安はどれくらいですか?いつまで通院できるか心配です。

交通事故によるむち打ちで診断書が必要になりました。どこに行けば良いですか?

スノーボードで転倒し、むちうちのような症状があります。気をつけることはありますか?

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むち打ちとは?


むち打ちは、ぎっくり腰や突き指と同様に正式な外傷名ではなく、「頸椎捻挫」「外傷性頚部症候群」のことを一般的にはむち打ちなどと呼ばれております。

発生の原因としましては、何らかの強い衝撃により頚部が強く揺さぶられることにより、頭を支えている頚部の筋肉や筋膜、靱帯、腱のどの軟部組織に不調がでるものです。

むち打ちと聞くと自動車での追突事故をイメージする方も多いかと思いますが、追突事故だけでなくスポーツ(ラグビー・アメリカンフットボール・スノーボード・スケートボードなど)衝突や転倒の可能性が高いスポーツでも見られます。

また、高所からの転倒などでも発生することがあります。

むち打ちの主な症状として、頚部の運動痛や自発痛、運動制限、頭痛やめまい、吐気、嘔吐、シビレ、耳鳴りなど多くの症状があります。また、受傷の原因が大きい場合、複数の症状を伴う場合もございます。

症状の出方も様々で、受傷直後から出る場合もあれば、2~3日後に出る場合もございます。

症状の多くは2~3か月以内に徐々に良くなっておられる患者様もおられますが、半年以上または数年症状に苦しめられる方もおられます。


衝撃により頭部を強く揺さぶられてむち打ちになる場合、同様に脳自体も揺らされて脳挫傷を起こしている場合もございますので、自己判断せず必ず専門の病院で確認してもらうと安心です。


むちうち受傷後の、安静期間はどれくらいですか?

受傷の衝撃の強さにより一概には申し上げられませんが、重症の場合を除けば約3日~1週間程度の安静期間はあっても良いかと思われます。受傷された方の生活習慣(仕事・スポーツ・趣味など)により違いもございます。受傷の大きさもございますが、お仕事をされている場合仕事内容にも安静期間は変わりますので、病院や整骨院などの専門家に相談しながら、目安はお決めになられると良いかと思います。

極端な安静は症状を長期化させてしまう場合もございますので、ご相談下さい。



むちうちになったら冷やした方がいい?温めた方がいい?


安静期間同様に衝撃の強さや状態によって変わりますので、一概に冷やすか、温めるかを決めることはできません。

病院や専門のものにどうしても確認してもらうことができない場合は、痛い場所とそれ以外の何ヶ所かを触知してみて明らかに熱いようであれば冷やして頂いて大丈夫だと思います。

どこを触知してみても変わらないようであれば、湯舟などで温めて頂いて痛みが出ないようであれば温めて良いかと思いますが、もし、違和感や痛みが増す場合は温めるのを中止した方が良いと思います。

温めるか冷やすかの判断の必要性は受傷直後に多く、受傷後からの時間も経過し痛みの度合いが変化しずらい時期になったら、多くの場合は温めて良いかと思います。

冷感シップにはアイシング効果はないので、もし熱感があり痛みが強い場合シップでも悪くはないですが、冷やしているわけではないのでご注意下さい。


鞭打ちで痛いところに湿布を貼ってもいいですか?


シップの主な効果は炎症を止めるものになりますので、手持ちの湿布でかぶれた経験がない場合は貼って頂いて問題ないかと思います。また傷口などでなければ大丈夫です。

温感湿布、冷感湿布は楽になる方であればどちらを貼って頂いても大丈夫です。

注意して頂きたいのは、湿布の種類によっては紫外線に当たる場所に貼った場合かぶれるものもございますので、注意事項は必ず確認してください。

病院で出されるシップは、副作用がでる可能性がゼロではないので、用法用量を守って使用して下さい。


むちうちの治療ではどんなことをしますか?


受傷の強さ・経過により、安静期間、施術内容、運動療法が変わっていきます。

むちうちは、強い衝撃により頸椎(首)の組織に負担がかかり、様々な症状が起こったものです。

むち打ちを受傷して日が浅いうちは、首の軟部組織が傷ついたり炎症し熱感も伴っている可能性も高いため、無理に首を動かさないようにすることが大切なため、アイシングや電気療法、超音波療法(熱の入らない設定)などを行い、手技的(マッサージ・矯正・指圧・筋膜リリース)な施術は行いません。必要に応じて頚椎カラーという装具(固定具)をつける場合もあります。

比較的軽度な受傷の場合、首から背部に掛けての筋緊張が出やすい為、物理療法を含め手技療法(マッサージ・矯正・指圧・筋膜リリース)を行います。

手技療法(マッサージ・矯正・指圧・筋膜リリース)もむち打ちの受傷状態により内容は異なります。必要な手技を必要なタイミングで行ってまいります。


むちうちに対してリハビリは必要ですか?どんなことをしますか?


むち打ち受傷後の経過をみながらリハビリの内容は変化し必要なことです。

リハビリの中には物理療法と手技療法(マッサージ・矯正・指圧・筋膜リリース)運動療法があるかと思います。

受傷の度合いに加えて、患者様の日常生活習慣(仕事・学校・私生活など)により受傷後の経過が多く変わっていきます。

頚部から背部、上腕部にかけ大きな負荷が掛かるようなお仕事をしなければいけない患者様はやはり治癒までの経過が長くなる傾向にあります。また、デスクワークだ長時間続く患者様も同様です。

その理由として、衝撃を受けた頚部の軟部組織には損傷があり、その損傷をしたままの軟部組織にまた持続的な負荷を掛けるので、傷口に塩を塗ることになります。

その為自然治癒力だけでは足りなくなます。各リハビリをすることにより血行の改善が増し、治癒力も増しますので経過も早まることが期待できます。


むちうちと言われましたが、しびれもあります。これも症状のひとつなのでしょうか?


回答から申しますと、むち打ちの症状の一つです。

むち打ちに関わらず、どの傷病にも患者様それぞれの状態があり、まったく同じ状態の方は存在しないと思われます。傷病名自体は同じかもしれませんが個々の筋力、受傷の強さ、年齢、性別、生活内容、全て一緒の方などおられないように、むち打ち=痛みだけでなく、頚部の運動痛や自発痛、運動制限、頭痛やめまい、吐気、嘔吐、シビレ、耳鳴りなど多くの症状があります。

痺れはその中の一つです。

首には筋肉や靱帯、骨、血管、神経など、さまざまな組織が存在します。痺れがあるということは神経を傷めた可能性が高いと思われます。その場合、腕や手にしびれが出ることがあります。

しびれについても、時間の経過とともに症状は落ち着いてくることが多いですが、腕や手に力が入らなかったり、触っている感覚が鈍かったりする場合は早めに整形外科を受診しMRIなどの高位診断を受けましょう。

むち打ちには、比較的軽症である筋肉や筋膜、靱帯を傷めただけのものから、骨や神経の損傷を伴う重症なものまで様々ございます。例え軽症であっても自己判断は避けて、医療機関を受診するようにしましょう。


むち打ちになったのですが、マッサージをしてもいいのでしょうか?


受傷の強さ・経過により変わってきます。強い衝突事故のような場合はいきなりマッサージはいたしません。

損傷度合いが大きかったり、炎症がある場合は手技療法(マッサージ・矯正・指圧・筋膜リリース)ではなく違う物理療法を行います。

手技療法(マッサージ・矯正・指圧・筋膜リリース)は筋肉の緊張を緩和したり、循環を改善したりすることができますので、状態の経過をみながら施術します。

今、マッサージ(筋膜リリース)器具など流行っているものもありますが、自己判断で行うことなく、相談してください。


交通事故でむち打ちになりました。近くの接骨院・整骨院などで治療はできますか?


交通事故の治療は、整骨院・接骨院でも受けられます。ですが、受傷後整形外科などの病院の診断を一度受け診断書を頂いて下さい。

自賠責保険的な部分でも損傷の部分でも病院での診断は受けていた方が安心です。

整形外科で受診された後は、整骨院・接骨院でも自賠責保険での通院治療が可能です。きちんとした手順(※下記記載)をとれば通院慰謝料ももちろんいただけます。

インターネットのサイト内には整骨院では自賠責保険が利用できないなどと記載されているものもある場合がございますが、それは恐らく整体院の間違いだと思います。接骨院・整骨院に資格の差はなく、施術内容も院の方針により異なってきます。

当院では、交通事故に強い弁護士事務所とも提携しておりますので、安心して通院して下さい。

※交通事故にあってしまった時の手順

  ①警察に連絡する
  ②相手の情報を確認する
  ③病院・整形外科で診断したもらう
  ④保険会社に整骨院に通院する旨を伝える
  ⑤整骨院通院スタート!窓口0円


交通事故によるむちうちで現在通院をしています。通院期間の目安はどれくらいですか?いつまで通院できるか心配です。


患者様のご都合にもよるかと思いますが、症状が消失するまで通院されることをお勧めします。

交通事故の場合、受傷の大きさにより様々ですが、平均では4~5ヶ月ぐらいが多いかと思います。長い方は半年以上症状に苦しめられる方もおられます。交通事故で通院する場合、X線画像やMRI画像に大きな異常が無い場合、症状が長く続いていても約半年で「症状固定」というこれ以上治療の効果が認められませんという判断が保険会社から連絡が来ることが多いです。

交通事故の通院期間は、打撲の場合約3ヶ月、捻挫の場合約6ヶ月が目安になるかと思います。

当院では、交通事故に強い弁護士事務所とも提携しておりますので、安心して通院して下さい。


交通事故によるむち打ちで診断書が必要になりました。どこに行けば良いですか?


※交通事故にあってしまった時の手順

  ①警察に連絡する
  ②相手の情報を確認する
  ③病院・整形外科で診断したもらう
  ④保険会社に整骨院に通院する旨を伝える
  ⑤整骨院通院スタート!窓口0円

上記のように手順をおってもらうことをお勧め致しますので、交通事故後ご自身で病院に行ける状態であれば病院や整形外科に状態を確認してください。もし、交通事故が大きく救急車で運ばれるようであれば運ばれた病院で診断書は頂けます。

事故の現場が遠く通院できないようであれば、保険会社の担当者に確認しお近くの病院で再度受診することも可能かと思います。事故後あまり期間を開けてしまうときちんとした状態が確認できない場合もございますので、できるだけ早めに受診されることをお勧め致します。



スノーボードで転倒し、むちうちのような症状があります。気をつけることはありますか?


むち打ちに関しましては、スノーボードも交通事故もその他の場合でも気を付けることは変わりませんが、スノーボードの場合、後方に転倒し頭を強く打つケースが多いとの報告をよく耳にしますので、頭部の外傷が気になるのでMRIなどで頭部の検査をしてもらうことをお勧め致します。

また、後頭部には各中枢が多くありますので自己判断はせずに、専門の病院に受診して下さい。

むちうちの特性上、受傷した直後に症状がなくても、時間の経過とともに症状が出現し強くなることもあります。事故後しばらくは症状の変化に気を付けて下さい。

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