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船橋整骨院BLOG

タンパク質の重要性知って下さい
2026/03/14
今回は、身体の栄養素の一つである「タンパク質」について簡単にお伝えしてゆきます。


①タンパク質を多く使っている場所(骨格筋:筋肉以外)

・心臓➡心臓はほぼ筋肉のかたまり。1日約10万回拍動をし、常にタンパク質(アクチン・ミオシン)を使って収縮。

身体の筋肉には、3種類あり普段筋肉が落ちるとか、身体を動かすのに必要な筋肉を解剖学上骨格筋と呼びます。もう一つは上記してある心臓の筋肉、心筋です。心筋は非常に疲労しにくく常に動ける状態でいます。

もう一つは、平滑筋➡内臓の筋肉、胃や腸・血管・気管支などタンパク質で出来ております。



②神経伝達物質(ドーパミン・セロトニンなど)の材料、受容体やイオンチャネルもタンパク質です。記憶や感情表現、集中力にも関与しており、不足すると「やる気低下」「うつ傾向」にも関連しております。

③血液、ヘモグロビン (酸素運搬)、アルブミン(栄養・水分保持)、免疫グロブリン (抗体)➡ 免疫力=タンパク質の質と量に大きく依存しております

④皮膚・髪・爪➡コラーゲン (皮膚の弾力)、ケラチン (髪・爪)など。爪は良くカルテで出来ていると思われている方もおりますが、実はタンパク質で出来ております。

不足すると、傷が治りにくくなったり、髪が細くなる、爪が割れやすいなどの影響が出ます。

⑤骨・関節➡骨の約30%はコラーゲン (タンパク質)、軟骨・靭帯・腱もタンパク質主体、骨密度だけでなく「骨質」に重要な役割をしております。

テーマにしたタンパク質ですが、役割が多すぎて箇条書きみたいになっておりますが、簡単にいうと「体は水の次にタンパク質でできております」

⑥酵素として働く(代謝の主役)体内のほぼすべての化学反応は 酵素=タンパク質で出来ています。(消化酵素/代謝酵素/解毒酵素(肝臓))→代謝が落ちる=酵素不足=タンパク質不足

⑦ ホルモンの材料➡インスリン/成長ホルモン/甲状腺刺激ホルモンなど、ホルモンの多くはタンパク質が由来になってます。

⑧免疫を作る➡抗体/サイトカインなど。風邪をひきやすい人は、「免疫力の問題」だけでなく「材料不足」の可能性もあります。

⑨酸素と栄養を運ぶ➡ヘモグロビン/アルブミン→ 疲れやすさ・むくみとも関連

⑩体温維持➡筋肉は最大の発熱器官。タンパク質不足 →筋肉量低下→冷え

(前回の冷えの話ともつながりますね)

⑪神経・メンタル安定➡トリプトファン→セロトニン/チロシン → ドーパミンなど。材料不足はメンタルにも直結。


タンパク質は筋肉だけでなく、心臓も脳も血液も免疫もホルモンも作っています。不足すると、疲れやすい・冷える・回復が遅い・風邪をひきやすいなど様々な形で体に出ます。



1日に必要なタンパク

・基本指標:厚労省推奨量:体重✕約0.8g(最低ライン)/健康維持・回復目的:体重✕1.0~1.2g/筋肉維持・高齢者:1.2~1.5g/トレーニング・怪我回復期:1.5~2.0g

・具体例(60kgの場合)

最低限→約48g /健康維持→60~72g /回復・高齢者→72~90g /運動習慣あり→90g以上


一度に大量摂取しても吸収効率は下がり、人によっては下痢をしたりする方もおられるので、1食20~30gを目安に分散して摂取されると良いかと思います



高齢者で不足しやすい理由

①食事量そのものが減る・・・胃酸分泌低下 →消化力低下→肉を避ける

② タンパク質同化抵抗性・・・高齢者は若年者より同じ量を摂っても筋合成が弱い→若者より多めに必要

③噛む力の低下・・・硬い肉を避ける→ 炭水化物中心になる

④慢性炎症・・・軽度炎症状態が続き、タンパク質消耗が増える

※結果として起きること➡サルコペニア・フレイル・転倒リスク増加・回復力低下・免疫力低下


・痛みの隠れた原因に「材料不足」が隠れていることは少なくはありません。筋損傷→修復材料=アミノ酸(タンパク質が分解されたもの)不足→微細損傷が慢性化→慢性疼痛へ


・炎症制御に関与➡抗炎症サイトカインや免疫調整物質もタンパク質で出来ています

不足すると・・・炎症が長引く/回復が遅れる/痛みの感受性


・必須アミノ酸トリプトファン不足→ セロトニン低下→神経伝達物質をコントロールすることで心を安定させ、幸福感を高める働きがあります。



・アルブミン低下→ 血管内水分保持力低下→浮腫→ 末梢循環低下→冷え・痛み



タンパク質不足の可能性が高い方。

✓朝はコーヒーだけ ✓01日2食以下 ✓肉や魚は1日1回以下 ✓甘い物が多い ✓爪が割れやすい ✓髪が細くなった ✓むくみやすい ✓風邪をひきやすい
✓傷が治りにくい ✓最近疲れやすい

3つ以上→不足傾向/5つ以上→改善必要


タンパク質は筋肉だけでなく、心臓・脳・血液・免疫・骨・ホルモンすべての材料です。

不足すると、疲れやすい・冷えやすい・治りにくい・痛みが長引く、という形で現れます。


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