ブログ
船橋整骨院BLOG
- 指の変形 へバーデン結節について
- 2025/05/16
今回は、女性に多くみられる原因不明の傷病「へバーデン結節」についてお伝えしてゆきます。
へバーデン結節と似た変形を伴う疾患として他にも、ブシャール結節やリウマチがございます。
手指の部分で起こる変形性の関節症を場所で分けると、第一関節は「へバーデン結節」、第2関節は「ブシャール結節」、類似する疾患としては「関節リウマチ」、「乾癬性関節炎」、「痛風」があります。
第2関節の場合、リウマチの場合も多くあり以前ブログでご案内したこともあるのですが、血液検査などの数値をみて判断しないといけないこともございますので、ご注意下さい。
へバーデン結節の直接の原因は不明です。変形性の関節症という疾患なので、加齢や使いすぎが一つの原因となっていると考えられます。
特に40代以上の女性に多く、手を良く使う方に多くみられます。
修業時代、農作業や行商などの仕事をされている多くの方が、変形性の膝関節症とへバーデン結節やブシャール関節になっておりました。
へバーデン結節は、指の第一関節で軟骨が摩耗し骨と骨が擦れることにより骨性の隆起こります。
この変形が起こっている間は痛みを訴える方が多いです。中には痛みを訴えない方もおられます。
指を使っての動作で痛みが強くなり可動域制限も出てきてしまいます。強く握ったりお箸を持つことが難しくなったりすることもございます。何もしていない状態でも痛みが出る場合もあります。
あまり多くないようですが、親指にも症状がでる方もいるようです。
個人差もあるようですが、変形が終わり痛みも消失すると手のつかいがってはあまり変わらないなどとおっしゃる方も多いので、極端に手の使い方に影響が出るわけでもなさそうです。
食生活にも関与しているとの説もあり、大豆製品などは積極的に摂取した方が良いようです。また、関節の炎症を抑えるのに有効な食品では、DHAやEPAのどの脂肪酸を多く含むサバやイワシなどの青魚が良いようです。
あまり良くない食品としまして、炭水化物などの糖質が良くないようで、菓子パンや甘いお菓子などは控えた方が良いようです。
また、パンやお菓子のお供となるコーヒーも良くないようで、カフェインなどを多く摂取するとへバーデン結節の発生に関与するという説もございますので、少し控えて頂くことをお勧め致します。
アルコールを摂取することにより、血管拡張も起こりへバーデン結節周辺に異常血管も増え、アルコールを飲むとズキズキすると訴える方もおられます。
へバーデン結節の発生や急速に痛みを軽減させることは難しいですが、日頃よりケアや極度の使い過ぎには気を付けて下さい。
現在は良い固定材などもありますので、もし気になられている方は一度ご相談下さい。
あなたへのおすすめ記事
- 指の変形 へバーデン結節について
- 身体の豆知識
- 5月5日(月) こどもの日 祝日営業致します
- スタッフブログ